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masa2616

1月15日、仙台高裁不当判決に怒り!~入廷行動、判決傍聴、報告集会へのご参加・ご支援を頂き、ありがとうございました。



 1月15日、仙台高裁で原発避難者住宅追い出し裁判の控訴審判決が言い渡されました。30人の傍聴者が見守る中、瀬戸口壯夫(★たけお)裁判長は「主文、1 本件控訴はいずれも棄却する…2は…以上」とその間30秒。逃げるように立ち去りました。傍聴席からは、「理由説明もないのか」「仙台高裁はどこへいった」と怒りの声があがりました。昨年7月10日、審理せず、控訴審開始即日結審し、一審福島地裁不当判決を支持する暴挙です。高裁前で、”避難者の居住権を奪う不当判決“”福島県の人権侵害を容認“の抗議の垂れ幕を掲げ、「審理もせずに判決を書くな」「人権無視の不当判決糾弾」とシュプレヒコールをぶつけました。


 その後、仙台弁護士会館に場所を移し、記者会見で柳原敏夫弁護士は、「『原発事故を想定していない災害救助法で住宅を保証するのは限界(適用すべき法がない)』『国際人権法を適用し長期住宅提供を』と訴えてきた。判決は、『災害救助法に違反していない』『国際人権法で住宅が保障されているわけではない』と的外れな判断」と批判。古川健三弁護士は、「判決文に『生存権等の保証に欠ける個別的な主張立証がされていない』とあるが、冗談ではない。個別的な証言、本人尋問も拒否しておいてよく言えたものだ」と怒り。


 避難当事者は、現行法・制度の不備による犠牲者であり、公的住宅に入居できない、代替措置がない実態を問うているのです。ところが判決は、『「災害救助法/公営住宅法」を根拠に、「打ち切り判断は行政の裁量権」「福島県には都営入居に関して権限はない」』と言うだけ。“国内避難民に関する指導原則”で法の欠陥を補う視点すら持ち合わせない人権無視の不当判決です。


 報告会には、仙台市民が多くかけつけていただきました。参加者は、一人ひとりの思いを色画用紙に書き込みました。「人権無視の裁判所!恥を知れ!!」「国って国民が構成してるものでしょ!一人一人を大切にしろ!!」「司法判断を放棄した裁判所はいらない!」「避難者は全員公的住宅へ!」「事故避難者を犯罪者のように扱うな!」などです。被告の避難当事者は「絶対に許すことができません。これからも一緒に闘って下さい」と訴えました。



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